欧米の哲学的思想をもとに発展したオルタナティブ教育(=従来の画一的な指導法に囚われない、子どもたちの主体的な学びに重きをおいた教育:シュタイナー教育、フレネ教育、イエナプラン etc)を取り入れた学校の総称で、一般的には民間運営(NPO法人や一般社団法人などが運営母体の学校)の学校を指すことが多いです。
オルタナティブ教育をとりいれた学校は、現在民間運営を含め、私立、公立、国内に50校以上あります。
フリースクールは“学校に行かない選択をした子どもたちの居場所”という認識がまだまだ強いです。この多様性の時代に、当たり前のように地元の学校に行くことが最良なのかどうか。
学校に行かない選択をした子も含め、そもそもどういう学校が、どういう学びが、自分に(我が子に)あっているのか、“すべての子どもたちに進学先の一つとして考えてもらいたい新たな学びの場所”がオルタナティブスクールです。
また当校では、文科省の学習指導要領にも準拠したカリキュラムを組み、オルタナティブ教育を行っています。
- Q 入学対象について、6年生が応相談なのはなぜでしょうか?
- Q 『自由学舎EUREKA』の特色を教えてください。
- Q 『自由学舎EUREKA』が大切にしていることはなんですか?
- Q 学習指導要領にそったカリキュラムなのでしょうか?
- Q カリキュラムに家庭科と体育の項目が見受けられませんが、そういった機会はないのでしょうか?
- Q 公立校と同じくらい学力はつきますか?
- Q 食育について教えてください。
- Q 行事はありますか?また、どのようなものがありますか?
- Q お昼ご飯は給食でしょうか?
- Q アレルギーへの対応について教えてください。
- Q 通学方法を教えてください。
- Q 指定の服やカバンはありますか?
- Q 地域とはどういった交流がありますか?
- Q 放課後学童保育はありますか?
- Q 中学部の開設予定はありますか?
- Q スペシャリストバンクとはどういったものですか?
Q 入学対象について、6年生が応相談なのはなぜでしょうか? | A ハピスクでは、小学部だけでなく中学部も2026年開設を目指して活動しております。 2024年度6年生の子どもたちが卒業するまでには、その設立が間に合わない可能性が高いため、ご入学いただいた場合は1年で既存の教育の場に戻らなければならなくなることも考えられます。 子どもを主体とした場に身を置くことができた子どもたちが、そのわずかな期間で、きちんと“幸せ”や“自分で考える”ということを獲得できるのかということ、そして、自分の選択ではなく、中学部がないことが理由で既存の中学に戻った際に、そのギャップに子どもたちにとっては苦しくなってしまう可能性もあるのではないか、ということで6年生は応相談とさせていただいております。 |
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Q 『自由学舎EUREKA』の特色を教えてください。 | A 少人数クラスのため、子どもひとり一人に対して大人がきちんと向き合い、丁寧な支援を行うことができることは大きな強みだと思っています。また、年齢の異なる子ども同士での活動を基本としているため、子ども同士のやりとりからも沢山のことが学べます。 また、“対話がある社会”をカリキュラムの根底に置いており、学校のルールや行事など、常に子どもと大人みんなで話し合って決めています。 |
Q 『自由学舎EUREKA』が大切にしていることはなんですか? | A 子どもの個性や主体性を重視し、実体験を伴う学びを基本としています。EUREKAでの生活を通して、5つの生きる力「自己肯定感」「主体性」「共感力」「創造力」「協働力」を育みます。 |
Q 学習指導要領にそったカリキュラムなのでしょうか? | A 『自由学舎EUREKA』では一般的な国語、算数、理科、社会、といった科目分けでの指導は行っておりませんが、実践・体験型学習を主とした教科横断型の学習をベースに、授業時数なども文科省の指導要領に準拠した教育を行っております。 |
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Q カリキュラムに家庭科と体育の項目が見受けられませんが、そういった機会はないのでしょうか? | A 家庭科については、【プロジェクト】や給食づくり、【テーマ学習】などの時間において、衣食住に関する考察および実践的・体験的な活動を行います。 |
Q 公立校と同じくらい学力はつきますか? | A 民間運営の学校にはなりますが、文科省の学習指導要領に準拠した内容として、生きる力を最重要視したカリキュラムを組んでおります。 |
Q 食育について教えてください。 | A 有機、無農薬食材を基本とし、調味料(化学調味料未使用のものや、その他添加物にも配慮)にもこだわった安心・安全な給食を提供しております。また、調理、畑・田んぼ・味噌づくり・梅加工・ドリンクづくりなど、食にまつわることに子どもたち自らが関わり、体験し、考えることのできる機会も豊富に用意しております。 |
Q 行事はありますか?また、どのようなものがありますか? | A 基本的にすべてに行事は、やる・やらないも含めて子どもたちと一緒に企画・実行します。そのため、どんな行事がどのくらいの頻度で開催されるかは未知数ですし、その年度によっても変動します。子どもたちの学習の成果発表の場となる発表会は最低でも年間1回開催予定です。 |
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Q お昼ご飯は給食でしょうか? | A 基本毎週水曜日はお弁当dayとなります。それ以外の月火木金は給食です。また不定期にて、子どもたち自身がレシピ決めから調理・片付けまで行う調理dayもあります。 |
Q アレルギーへの対応について教えてください。 | A 入学時にきちんとヒヤリングを行い、除去食で対応いたします。除去するものが多い場合や、ご不安な場合はお弁当のご持参も可能です。 |
Q 通学方法を教えてください。 | 右記、お好きな方法をお選びいただけます。⇒保護者送迎、徒歩、電車+学舎送迎(「南富山駅ーEUREKA」間のルート上に現在3か所のピックアップポイントを設けております。)、学舎送迎 |
Q 指定の服やカバンはありますか? | A 特にありません。服装について、通常は自由ですが、正装で登校するフォーマルデイを一年のなかで設けております。 |
Q 地域とはどういった交流がありますか? | A 多くの方に子どもたちの育ちに関わっていただきたいと考えているため、富山の様々なイベントに参加したり、給食の調理は地元のかたに担っていただいております。 |
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Q 放課後学童保育はありますか? | A 現在、ハピスクとして開所の予定はありませんが、新保地区の学童施設『すまいるキッズ 新保道場』をご利用可能となっております。 また、当校は民間運営のため在籍自体は公立の学校となるため、地域の学童なども利用可能な場合があります。 |
Q 中学部の開設予定はありますか? | A 初年度小学4年生の子どもたちが卒業するまでの3年で中学部も開設予定(2026年度)です。詳細は随時当HPにて公開いたします。 |
Q スペシャリストバンクとはどういったものですか? | A 地域、または地域を越えて、これまでお仕事や趣味で培ってこられた知識や技能を子どもたちにお伝えいただきたい。子どもたちに様々な分野に触れる機会を提供したい。双方が活かし合うことでハピスクの活動に関わってくださる方々のハッピーのお手伝いをしたい。これらの想いから企画したものになります。 |